透明でくにゃくにゃしたブログ

存在しない同人サークル

その 未来への祝福を…

そろそろ向き合わなければならない。

いやもう充分に向き合ってたんですけど、単純にブログを書くのがだるくて……。

昨年いっぱい騒いでいた第27回スニーカー大賞は、下剋上を勝ち上がったものの、最終選考落選という結果となりました。そして、この最終選考において久々の《大賞》が出ました。歴史に立ち会えた、そして春日部タケル先生、長谷敏司先生による講評をいただけた……これだけで、実際の成績は三次選考落選の私にとっては、これ以上を望むべくもない、素晴らしい体験でした。みんなありがとう。受賞者のみなさんも、改めて、おめでとう。すぐ追いついてやるからな。

 

これからやらなければならないことは、拙作『ニアイコール・ネイキッド』の大幅な改稿・ブラッシュアップと、新作の準備。……なんですけれども、今日ここに至るまでまったく何ひとつ進展のないまま無為に日々を過ごしてしまった。それだけ、結果が出るまでの神経の摩耗と、落選という結果による精神の落ち込みがひどかったわけなんですが、そろそろ動き出してもいい頃だ。春も近いしね。

 

観に行ってそろそろ1ヶ月ぐらい経つんですけど、ARIAの劇場版第2作『ARIA The BENEDIZIONE』を観に行きました。もっと早く書け。

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いや~素晴らしかったですね。劇場版第1作は正直あんまりピンとこなかったんですけど、姫屋の話だからなのか、非常に心にズンとくるものがあった。姫屋、いいよね……。"持たざる者"たちの話なので……。この第2作では、晃さんと藍華、二人の"持たざる者"が、ネオ・ヴェネツィアという世界でいかに唯一無二の存在となったか、ということが、TV版第2期第3期よりも詳細に語られます。敢えて言いますが、これは断じて百合ではない。あまりにも濃密な師弟愛、あるいはシスターフッドです。第1作は新たなシングルの三人娘の顔見せということもあり、どういう話なのかよくわかんなかったんですが、今回はとにかく姫屋。姫屋の話をやりたいんだ! という思いが伝わってきました。姫屋推しの私としては大満足です。

気になった点としては、アテナさんに新たに佐藤利奈さんという命が吹き込まれたにもかかわらず、マジで2行ぐらいしか台詞がなかったこと。これは次作以降に期待します。もうひとつは、シネマシティの極上音響で鑑賞したんですが、音のメリハリをつけすぎて、聴き取りづらい台詞がいくつかあったこと。たしかに引いた画のシーンではあったんですが、しっかり聴かせるべき台詞も遠く、小さくしてしまっていたのは音響の設計ミスだと思います。あの、「はい」というだけの、短いながらも、藍華の決意と覚悟を込めた声は、画面に対して矛盾を生じさせたとしても、はっきりと明瞭な音で聴きたかった。そこだけ、ちょっと残念なところでした。

 

えー。あとは、特に書くことないな。

もう一個だけあるか。先日の連休初日に、ところざわサクラタウンに行ってきました。行く前に近くのザ・場末みたいなパチンコ屋で撤去寸前の5号機ダンまちを打って2万負けて、全財産が2千円になり、寒風吹きすさぶなか、なけなしの2千円を握りしめてサクラタウンに向かい、新しい締切守(蘇芳)と笹本祐一妖精作戦』を買った。ダ・ヴィンチストアはコンセプトは悪くない書店だと思うけど、検索性(本棚の並び)があまりに悪すぎて、「特に目当ての本はないがなんとなく欲しいジャンルの本はある」場合の買い物がすごく疲れる。本は網羅的に並んでいてほしい。

 

 

おわりー